「退院〜1ヶ月健診後の相談先などについて」

ご出産間近・ご出産後のかたとそのご家族のみなさまへ

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が5月末までに延長されました。

それに伴い引き続き外出自粛や、病院等の施設での制限は継続しているかと思います。それは産後に関しても同様です。

 

助産師みらいSHINJUKUでは、『これから出産を迎える妊婦さんとそのご家族へ 〜出産前の確認・準備のポイント〜』(新型コロナウイルス状況下編)を先日ご紹介しました。

 

今回はその続編として

新型コロナウイルス感染症流行時において『ご出産後のかたとそのご家族へ 〜退院から1ヶ月健診後の相談先などについて〜』

をご紹介いたします。(画像をタップするとpdfファイルが開きます。)

新型コロナウイルス感染症感染拡大予防に伴い、通常と状況が異なることも多く、それを踏まえて作成しております。

できればご出産前にご確認いただき、準備できればなおよいかと思います。参考にされてください。

※新型コロナウイルス感染症の状況次第では、さまざまなことがこの資料から変更になる場合もあります。各市区町村や病院施設の最新情報をご確認ください。

 


地域でのサポート・相談について

★市区町村によっては、「赤ちゃん訪問」は継続している地域もあります。訪問スタッフは主に助産師ですが、自己の健康管理・感染管理をした上で予防策を実施し訪問させていただいています。赤ちゃんの体重も測りますが、実際に子育てをしているご自宅で色々な質問が出来、具体的にアドバイスをもらうメリットがあります。(前日や当日に発熱や風邪症状が無いかの確認電話をさせていただいている地域もあります。)是非赤ちゃん訪問のハガキをお出しください。

 

産後サポート:新規のかたの登録受付はしていない、等 通常の運営と異なる場合がありますので、サポートが受けられるのかまずは事前に確認をされるとよいでしょう。

 

★保健所・保健センター:平常通り開所していますので、相談電話も可能です。担当の保健師さんに色々相談してみてください。子育ての疑問・悩み、パパママの心と身体の心配、地域の支援について等、ご相談できます。管轄の保健所・保健センターに何でもお電話ください。

 

★子ども家庭支援センター:施設の利用ができない場所でも、お電話などの相談は可能です。お住まいの市区町村の子ども家庭支援センターホームページをご確認ください。子育ての悩み等相談できます。

 

東京都助産師会ではオンライン(zoom)で6月30日まで無料相談を行っています。普段から地域で産前産後の支援をしている助産師が相談を受けています。

 

相談時に準備するもの:ご相談される場合は母子手帳を準備されるとよいでしょう。検査結果などもあるとなお良いかもしれません。(これまでの妊婦健診や出産時、産後・出生後の情報が記載されており、ご相談の解決の手がかりになることも多いです。)ご相談したいことを箇条書きにして準備しておくと、聞き忘れがないかと思います。

 

ご出産後、おうちに戻られて子育てスタート、新型コロナウイルス感染症感染拡大予防策の影響で、予定していたお手伝いやサポートが得られない場合もあるかもしれません。困った時はおひとりで抱えずに、相談しましょう。それぞれの場所で、サポーターが待っています。

※5月13日現在の状況ですので、変更になる場合もございます。ご利用の際は最新情報のご確認をお願いいたします。

 


さて、ひと呼吸。

東京は薔薇の花が咲き始めました。天気も夏のように暑い日が出てきました。

写真は朝7時過ぎの公園です。

産後、おからだが落ち着いて来たら、ご家族に少し赤ちゃんをお願いして外の空気を吸うのも良いかもしれません。

暑くなって来ましたので水分補給をしながら、涼しいお時間に。

 

 

蚊も少しずつ出てきましたね。

スタッフKの子どもが赤ちゃんの頃、夜中に蚊の侵入に気がついて慌てたことがあります。お店ももう閉まっている時間帯…。何も準備していなかったのです。

ドラッグストアに行ったら虫除け対策グッズなども見ておくと良いかもしれませんね。


産後はこれまでの生活と一変し、寝不足も相まって大変な時期ですが、たくさんのサポーターがいます。わからなくなったら、困ったら、迷ったらご相談されてください。

当法人ホームページ「情報室」でも産後の情報も更新してまいりますので参考にされてください。