出産前に何を知っておけばよいのか(一覧・ワークシート)

梅雨入りしましたね。

今日も東京は雨で、時々強く降っています。湿度も上がってムシムシしますね。皆さま体調はいかがでしょうか?

公園の紫陽花も満開です。

 

さて、緊急事態宣言の解除や、東京アラートの解除、ステップの変更など徐々に対策の方針も変化してきていますが(まだまだ気は抜けませんが!)、病院や地域での学級はまだ中止だったり、再開しても短縮版であったりすることも多いかと思います。

 

妊婦さんからの多いご質問

妊婦さんからの相談でよく受けるのが「お産前に最低限何を知っておけばいいですか?」というご質問です。ネットにはたくさんの情報が溢れているし、手元にも色々な資料がたくさんあるけれど…とのこと。また、お産後のかたからも「学級を受けていないので知らないことがあるかもしれず不安です。」というお話も伺います。

これまでも当法人では「JMS情報室」で各所の学級がお休みであることから、オススメの情報をお伝えしてきましたが、一部分のみでした。

 

一覧を作成してみました

今回は、(これが全てではありませんが)ご出産まで確認しておくこと・知っておくとよいことの一覧を作成してみました。pdfなので印刷していただき、妊婦さんやそのご家族で記入したりしてワークシートとして使っていただくこともできます。項目は全てではないので、興味があることは知識を更に深めていただけると幸いです。お産前の自宅学習にご利用ください。(ワークシートはご自身の学習のみにお使いいただき、転用はご遠慮ください。)

※画像をクリックしていただくと見ることができます。

 

少しキーワードも書かれていますのでそこにも注目して、お手元の資料で確認してもらうとよいかもしれません。

 

参考にされるとよい資料

❒既に配布されている母と子の保健バッグ内の資料(母子手帳が交付された時に渡されているもの)

❒母親・両親学級に申し込んでいたけど中止となり送られてきた学級の資料(お産前の準備にぴったりの情報。)

❒ゆりかご面接でもらった資料(お住まいの地域の産前産後サポート情報が満載です。)

❒病院で配布されている冊子や資料類(特にお産についてや手続き、準備するものは病院によって異なります。)

❒お住まいの市区町村のホームページ

❒東京都助産師会のYouTubeチャンネルオススメです。お産についてや赤ちゃんのお世話について動画視聴することができます。)

❒厚生労働省のホームページ

◎妊娠中の食事について注意すること

◎妊婦の方々などに向けた新型コロナウイルス感染症対策について

◎妊産婦のための食生活指針

◎妊産婦のための食事バランスガイド

◎赤ちゃんが泣き止まない 〜泣きの理解と対処のために〜 (必見!)

❒当法人「JMS情報室」もよかったら参考にされてください。

などです。ネットで調べると様々なことが書かれていて、本当に正しいのか、何が最新情報なのかもわからないことも多いです。わからないことがあったら、病院の先生・スタッフや、保健所(保健センター)へ質問されるとよいと思います。お住まいの地域も、妊娠経過もそれぞれです。個々の状況にあったアドバイスや提案をもらうことができます。

ゆりかご面接(都内のかた)がまだのかたは、管轄の保健所(センター)で是非されてください。お住まいの地域の産前産後の支援や情報を詳しく聞くことが出来ますし、個別のご相談が出来ます。保健所には保健師・助産師・栄養士・歯科衛生士と様々なスタッフがおり、専門的なアドバイスをもらうことができます。

 

市区町村・ご出産施設(産院等)のホームページをチェック

新型コロナウイルス感染症の状況により、市区町村の母親・両親学級や、病院の学級や方針などは日々変化していくかと思います。参加ご希望のかたは、こまめにホームページをチェックすることをおすすめします。また、妊婦健診などで病院を受診される際、病院の方針の変更(立ち会い・面会の方針など)のお知らせのお手紙をもらうこともあるかと思います。お手紙は日付が新しいものかどうかを確認するとよいかと思います。

 


さて、ここでひと息です。

雨ばかりは憂鬱ですが、街ではそこかしこで紫陽花が咲いています。スタッフ撮影の街の紫陽花たちです。

 

 

 

紫陽花も色々な種類があるのですね。色も徐々に変化していくのも面白いですね。

ムシムシする季節、エアコンをつけたりされると思います。意外と身体が冷えていることもあるので、夜はぬるめのお湯にゆったりと浸かることをおすすめします。お好きな入浴剤を入れるのも良いですね。時間を気にせずのんびりのお風呂タイム、赤ちゃんが生まれた後、しばらくはなかなか時間が作れないことも多いので、(産後、ママの1ヶ月健診まではママは湯船に浸かることができません。)今のうちにゆったりと楽しんでください。

 

6月から出勤での勤務が徐々に再開の方もいらっしゃるかと思います。電車も街中もコロナ前に戻ってしまったような雰囲気もありますが、油断は禁物です。引き続きしっかりご家族で感染症予防対策・自衛をしつつ、どうぞ気をつけて無理せずにお過ごしください。